1996年公開の法廷サスペンス映画『真実の行方』。リチャード・ギア演じる弁護士マーティンが、殺人事件の容疑者となった青年アーロンの弁護を担当したことから、事件の裏に隠された真実へと迫っていきます。エドワード・ノートンの圧倒的な演技と、最後まで目が離せない展開が魅力の作品。本記事では、あらすじや登場人物を整理しながら、衝撃のラストについてネタバレありで紹介します。

制作年:1996年

監督 :グレゴリー・ホブリット

主演 :リチャード・ギア

出演 :エドワード・ノートン、ローラ・リニー ほか

ジャンル:法廷サスペンス/ミステリー

『真実の行方』あらすじ【ネタバレなし】

教会で凄惨な起きた殺人事件,容疑者はアーロンと言う幼い少年。

敏腕弁護士マーティンが無償で弁護を担当する、マーティンの無実を証明するため精神科医に精神分析をしてもらうが。 。

『真実の行方』登場人物・キャスト

主人公の弁護士。

マーティン・ベイル/リチャード・ギア

殺人事件の容疑者となる青年。

アーロン・スタンプラー/エドワード・ノートン

ジャネット・ヴェナブル/ローラ・リニー

事件を担当する検事。

時系列・ネタバレ』

まず、リチャード・ギア演じる弁護士マーティンがとにかくかっこいい!

正義のために戦う熱血弁護士という感じではなく、注目される事件が大好きで、自分が勝つことにもこだわるちょい悪弁護士。このクセのある感じがリチャード・ギアに本当に似合っていました。

そんなマーティンが弁護することになったのが、大司教殺害の容疑者として逮捕された青年アーロン。

最初に出てきたアーロンは、とにかくおどおどしていて気が弱そう。話し方も頼りなくて、あどけなさも残っていて、本当に虫も殺せなそうな青年にしか見えなかった。

そんなアーロンに対して、マーティンがイライラしてキレまくるところも面白い。

「ちゃんと話せ!」と言いたくなるようなアーロンと、短気で強気なマーティン。二人の温度差がすごくて、このやり取りも見ていて飽きませんでした。

そして裁判でマーティンと敵対するのが、元恋人でもある検事ジャネット。

この二人の関係も好きでした。

裁判では完全に敵同士なのに、お互いにまだ未練があるのが伝わってくる。

事件について激しくやり合いながらも、ただの敵同士ではない感じがあって、この大人同士の駆け引きがすごく好き。

事件を調べていくうちに、少しずつアーロンについて分かってくることも増えていきます。

そして精神分析をしている中で、突然現れたのが第二の人格「ロイ」。

ここで一気に雰囲気が変わります。

あれだけおどおどしていたアーロンとは真逆。

ロイは凶暴で、口も悪くて、態度もまったく違う。同じ人間とは思えないくらいの変わり方で、「さっきまでのアーロンはどこにいったの?」と思うほど。

弱々しくて、誰かを殺すなんて考えられなかったアーロン。

その中に、こんな凶暴なロイがいた。

ここから事件の見え方も一気に変わってきて、「もしかして殺したのはアーロンではなくロイなの?」と、私も完全に映画の流れに乗せられていきました。

さらに事件を調べていくと、大司教にもかなり裏の顔があったことが分かってきます。

最初は「尊敬されていた大司教を、なぜこんな気弱な青年が殺したの?」という事件だったのに、知れば知るほど単純な殺人事件ではなくなっていく。

そしてマーティンは、アーロンを助けるためにかなり危ないやり方に出ます。

裁判でアーロンを追い込み、ロイを表に出そうとするんです。

ここは見ているこっちもヒヤヒヤ。

あのおどおどしたアーロンが、法廷で突然ロイに変わる。

ジャネットに襲いかかるロイは本当に怖くて、もう完全に別人。

ここまで見せられたら、私も「アーロンには本当に別人格がいるんだ」と信じるしかありませんでした。

その結果、アーロンは精神的な問題を抱えていると判断され、死刑を免れることになります。

マーティンの作戦勝ち。

最初は自分が目立つことや勝つことばかり考えているように見えたマーティンも、この頃には本気でアーロンを助けようとしているように見えました。

裁判が終わり、マーティンがアーロンのところへ行くと、いつものおどおどしたアーロンに戻っています。

ところが別れ際、アーロンがジャネットの首の傷を気にするようなことを口にします。

……ん?

ジャネットの傷はロイがした事。

ロイになっている間の記憶がないはずなのに、なんでジャネットの首を傷つけたことを知ってるの?

私もここで「?」となりました。

そして、それまで弱々しかったアーロンの雰囲気が一変。

もうおどおどしていない。

あのあどけなかった顔も、気弱そうなしゃべり方も全部消える。

ここで分かるんです。

騙されていたのは、マーティンだけじゃない。

私たちも最初から最後まで騙されていた。

ロイという第二の人格がいたんじゃない。

むしろ、私たちがずっと見ていたあの気弱な「アーロン」の方が作られた人格だった。

これには本当にやられました。

アーロンのあどけなさも、おどおどした話し方も、怯えた表情も全部演技だったと思うと一気に怖くなる。

しかも、マーティンは彼を救うために必死になって裁判に勝ったのに、その相手に最初から最後まで利用されていた。

あれだけ自信満々で、人を食ったような態度だったマーティンが、最後には何も言えなくなってしまう。

感想

犯人はまさかのアーロン(; ・`д・´)

あんなに気弱で優しさが全部演技なんて。。。

顔つきから喋り方までエドワード・ノートンの演技力がすごすぎる!!

リチャードギアは安定の演技力!まだちょっと顔が若いけど何の役もカチッとはまる。

判事役のローラ・リニーも綺麗でスタイルがよくて喫煙する姿がかっこよかった(*‘∀‘)

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